コブが苦手でなかなか滑れないスキーヤーの方におすすめする、40代からのコブ斜面克服練習法とは?コーチ選びのコツもご紹介!

更新日:4月5日

こんにちは、姿勢トレーナーをしております八巻です。


今回の記事は、コブが苦手で滑るのに苦労されているスキーヤーの方への記事です。



私自身、三十路の頃からコブを滑るようになって10数年、

今もコブ滑走を楽しみ、上達を実感しているところです。



オリンピックでモーグルを観てその格好良さに憧れて、

モーグルスクールに何年か通ってそれなりに楽しんではいましたが、

コブが全く滑れないところから、

しかもスキー自体もそこまで上手い訳でもないところからのスタートだったので、

なかなか華麗にコブを滑り降りてくるというレベルには、

長年たどり着けない日々が続いていました。



そんな中でも試行錯誤を重ねて、何とか滑れるようになってきました。

体の使い方なども工夫を重ねて、今もさらに上達を実感しているところです。













そんなコブ滑走に苦労しつつも上達をしてきたこのノウハウを、

現在もコブ斜面の克服に苦労されているスキーヤーの皆さんに

お分けしたいなという事で、こちらを書いていきます。


どんな練習をすればいいのか、

どういうスクール・コーチにつくのがいいのか、

そんなお話をしていきたいと思います。




コブ斜面の主な練習法の検証をしてみましょう。



コブ斜面の滑り方を教えてくれるスクール・コーチ選び


コブが滑れない・コブを滑るのは初めてだという人が、

なかなか自己流で滑れるようになるのは難しいと思います。


なので、最初はやはりスクールに入って

コブの滑り方のイロハを教わる事から始めるのがいいと思います。



では、どんなスクールがあるのでしょうか?

私が知っている中で挙げてみましょう。



①基礎スキー由来のコブスクール


②モーグル由来のコブスクール



大きく分けると、基礎スキー由来のコブレッスンと、

モーグルの競技由来のコブレッスンがあります。



①基礎スキー由来のコブレッスン


SAJのバッジテストは、1級から「不整地小回り」という種目があります。

コブ斜面をある程度滑り降りられる能力が必要になりますが、

その要素を教えてくれるのがこちらです。


こちらのレッスンは、

スキー場に常設されているスキースクールでも受講する事が出来ると思います。

ただ、コブ専門のレッスンというようにうたっているレッスンは、

スキー場の常設スクールではそこまで多くないかもしれませんが、

コブ斜面を滑る要素というのは何もコブを滑る事だけではありませんので、

総合的な滑走技術を上げるのにまず受けるといいのではないかと思います。



その上でコブを集中して練習したいというなら、

フリーのイントラさんで、

コブ斜面専門でスクールを実施している方はおられますね。


基礎スキー的なコブの滑りを教わるならこちらがいいのでしょう。




②モーグル由来のコブレッスン


もう一つは、コブを滑る競技・モーグル由来のレッスンです。


最近はスキー場に常設されたモーグルスクールがいくつかあります。

その多くは、かつてオリンピックに出場した選手が引退した後、

指導者としてスクールをされているというパターンです。



私の場合は後者でした。

コブが滑れるようになりたいなと思い、

教わるにはモーグルのスクールに入ればいいのかなと

雑誌で探して行ったという感じでした。


元ナショナルチームの女性のコーチにしばらく教えていただいてましたね。



私が入っていた頃はまだモーグルブームの余韻があった頃なので、

競技志向の滑りを教える感じが強かったですが、

最近は純粋にコブを滑れるようにという人も対象にしているようなので、

バッジテスト合格を目指すような人が入っても大丈夫なはずです。



どちらのレッスンでもいいと思いますが、

まずは普通のスキースクールに入ってスキーの基本を練習し、

それからより専門的にコブを教えてくれる所を探していくのがいいでしょうね。



問題は、そこでどんな滑り方を教えているか。

そこを見極めていく事が大事です。

次では、コブの滑り方・練習法について検証してみたいと思います。



おすすめするコブの滑り方・おすすめしないコブの滑り方



コブレッスンの内容に関する記述なんかをWEBでみると、

コブ斜面を練習するいくつかの代表的なドリルがあります。

それらの方法を、ちょっと私的に分析してみようかと思います。



①横滑り


板を横に向け、体をフォールラインに向けて

そのまま板を横滑りさせて降りる方法です。



これは確かにコブを滑れるようになる上で大切で、

横滑りが上手く出来ないとなかなか上手くコブも滑れるようになりません。



モーグルコースが常設されているスキー場では、

時間毎にゲストのスキーヤーも含めてコース整備を行います。

デラパージュ(デラがけ)と言って、

荒れた斜面を慣らすのですが、

その時にコブの裏を削るように横滑りをするんですね。


これがちゃんと出来るかどうかはすごくポイントなんです。

私もかつてそうでしたが、

デラがけをしていて横滑りが出来ず、横に発射してしまうようなら、

これをきちんと出来るようにしておかないといけません。


コブの裏側を削るような感じはコブ滑走には欠かせません。




かといって、ひたすら横滑りを練習するのは違うと思う!



という事で、ひたすら横滑りのポジションでブレーキをかけながら、

「ズルズル・ドン」という感じで滑りましょうとやっているところもあるようですが、

これは私はちょっと違うんじゃないかなぁと思います。




この滑り方だと、せいぜい数ターンしか出来なかった人が、

ソロリソロリ降りてちょっと距離が伸びた位にしかならないのではないでしょうか?



1ターン毎に板の向きを換えるという動作に非常に気をとられますし、

ターン毎に形をタイミングよく作れないとすぐ破綻してしまうでしょう。

だからゆっくりでないと上手くターンが続かないと思います。


横滑りは大事ですが、その形だけ形態模写でつくってもそれっぽくなるだけです。

どういう動作を経て、横滑りをつくっていくかが重要です。



②ストックを強くつく


コブを滑る時に、コブを強く突くというように言っているところもあります。

これもちょっと私は賛同しかねます。


そもそも、トップモーグラーやトップデモが、コブを滑る際に

そんなに強くストックを突いて滑っていますかね?




私もやってみた事がありますが、

ターンが長く続きませんでしたね。

力が必要なのは、上半身ではなく下半身のほうの踏力です。

上半身に力を入れすぎると、板への踏力が逆に下がるような気がします。




もしかするとこれも全く滑れない人が

少し滑れるようになるには有効なのかもしれませんが、


上述のズルズルドン滑りやストックを強く突く滑りは、

その後への応用が利かない滑りではないかと思いますので、

そこからさらに上のレベルで滑れるようにという際に、

また1から違う滑りを覚えないといけなくなると思います。



何故なら、上手い人はそんな風に滑っていないからです。




上手い人と違う滑り方を練習して、上手くなるわけがありません!

私はいろいろやってみて、そう感じています。




③プルークを整地・不整地で練習する



あるモーグルスクールに入った方に聞いたお話です。

そこでは例えば午前中はずっとプルーク(ハの字)の練習をさせられたという事でした。

コブでもプルークだったと。



板を揃えて滑らなくてはいけないコブ滑走で、

このプルークドリルはどうなのでしょうか?


これこそが本質を捉えた練習なのではないかと思います!




私もこれを知ってコブでの滑りが安定してきた!

コブでのプルーク練習!



プルークでのターンの練習は、

片足ずつ交互にしっかり圧をかける動作を身につけるのに欠かせません。



コブ斜面ではコブの裏側でしっかりそれと同じ動作を行っていきます。