日常も”スクワット”


前回は、多くのスキーヤーがスクワットをする時に足りない要素・”脚を伸ばす”動作のお話をしました。

前回記事

今回は、この”脚を伸ばす”動作を日常でも練習出来るというお話です。

脚を伸ばし、地面を押せるかは、普段の”歩き”で診る事が出来る

私がスキーヤーの皆さんの「しっかり踏める能力」をみる時、

指標にするのが「歩き方」です。

歩く時に、地面を押して体を前に進められているかをみているのですね。

多くの人が、足だけ前へ出して歩いている。

歩行動作途中を切り取ったものです。


どちらも左脚が着地していますが、骨盤・お尻の位置に注目してみましょう。

左の方が骨盤が後にあるのがわかるでしょうか?

普段のこの歩き方の違いが、骨盤の位置の違いを生み、スキー時にも影響が出てくるのです。

この歩き方の違いというのが、足をどう使って歩いているかの違いなんですね。

簡単に言うと、足だけ出て体が遅れると姿勢は崩れ、

足と体が一緒に進むと、反対の脚で地面を押し、”脚を伸ばす”動作も出る訳です。


歩きというよりは走りの格好ではありますが、

地面に脚が着いたところから脚を伸ばす事で体は前へ押し出されます。

これがいわば「片足スクワット」を低負荷でやっているのと同じなんですね。

低負荷でもこの動作を歩いている間に常にやっていれば、

脚を伸ばして地面を押す能力がついていきます。

逆に脚だけ前へ出す歩きをしていると、スキーには不利の骨盤後傾姿勢をつくる結果になります。

着地してから脚を伸ばし、地面を押して体を進める歩き方をするとスクワットになるというお話でしたが、この動作もなかなか難しいものです。

前へ進む動作を練習するのに、「ランジ」というエクササイズがあります。

※筆者監修 月刊スキーグラフィック 2013年8月号より


こちらの動画でランジの解説をしていますので、ご覧ください。

次回補足の解説をします。


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